監督・コーチのベンチマナーについて
                           
                                    東京都ミニバスケットボール連盟

次のようなことを行ってはなりません。

●審判(TOを含む)や相手に対して、無作法に話しかけることや大きな声をだすこと。

●プレイに対して「ファウル!」「歩いた!」等の声を出し、審判の判定に対して無作法に

不服を言うこと。

●テーブルやイスをたたいたり蹴ったりすること。

●試合中にコートの中に入ること。(選手の負傷等、特別な場合を除く)

●チーム責任者がベンチの前を離れて指示を出すこと。

●ベンチ内に鳴り物を持ち込むこと。(ペットボトル、ウチワ等)

●ベンチ内でビデオ撮影、写真撮影、携帯電話を使うこと。

●ベンチ内外を問わず、選手に対して暴力行為を行うこと。

このような行為に対して、審判は厳格に対処します。また内容によっては、大会本部と

しても注意や警告に留まらず、出場停止等の重い処分をすることもあります。

保護者の応援について

ベンチ外の保護者の応援が興奮のあまり、ときに自チームの応援に留まらず、相手チーム

の中傷や審判への罵声が聞かれることがあります。このベンチの応援については、ルール上

何ら規定はありませんが、ミニバスケットボールにおいては、子ども達との関わりにおいて、

それを容認することはできません。また、チームの品位や指導者の資質まで疑われることにも

なります。各チームの指導者はベンチ外の応援についても、十分なご配慮をお願いいたします。

指導者の暴力行為についてミニバスケットボールの活動において、指導者の子どもに対する暴力行為(言葉を含む)

が行われることは許されません。例え、その行為が、保護者の同意があったとか、指導者の

独りよがりの指導論等で行われたとしても許されるものではありません。ましてや、勝敗

やプレィの不出来による指導者の激高から行われた場合は言後道断です。

ほんの一握りの指導者の誤った指導方法や言動が、人々に不信や誤解を招くことを考える

ならば、単にチームや、指導者個人の問題ではなく、健全育成を目指し努力しているミニ

バスケットボール界全体に対する大きな問題ととらえられます。

児童の人権擁護や、褒めて育てる観点からも、暴力行為は絶対にあってはならないことです。

暴力行為が認められた場合、大会本部はそのチームに対して厳格な処罰を行います。

ミニバスケツトボールの「友情、ほほえみ、フェアプレイ」の精神は子どもに対してのみ

要求されるものではなく、指導者に対しても要求されるものです。

ミニバスケットボールを通じて、子ども達をしっかりと育てていきましょう